仕事人間が、自分を見つめなおした瞬間。
ふじ子です。見てくれてありがとうございます!
前回まで、「周りを見返したい!」という気持ちから仕事に打ち込んでいたことを書きました。
上がる営業成績に比例するかのように、上がっていく自尊心・・・
果たしてこのままどんどん嫌な奴になってしまうのか!?
仕事をしていると、ふと自分を見つけなおす瞬間ってありませんか?
このままでいいのかな・・・みたいなことを考えるときです。わたしにもありました。
その日、いつものように資料を一人で黙々と作って、
(以前に資料を先輩にコピペされた経験から、資料作りは一人でするようになっていた。)
出来た資料を持って、プレゼンをして、
無事に採用してもらえて、
たまたま大口先だったので、会社に戻ったときに褒めてもらえました。
嬉しかったので、帰り道にお気に入りのパンを買って帰って、家で一人で食べているときです。
「え?????さみしくない!?」
「家で一人でパン食べてるの、さみしくない???」
急にそんな気持ちになりました。
周りを見ると、散らかっている訳ではないものの、部屋のあちこちに本や服が無造作に置かれているし、
料理なんて自分でしたのはいつだったか思い出せないし、
学生時代は好きだったもの、たくさんあるはずなのにずっと忘れてたし。
今のまま、この先何年も生きていく・・・と考えたときに、ゾッとしたことを覚えています。
なんだかこう、自分をもっと大切にした生き方がしたい。
自分の生活を充実させることがしたい。
毎日、生きててよかった、って思いたい。
誰かに勝つとか、負けるとか、偉いとか偉くないとか、そんなことばかり考えるのは嫌だなぁ、と思いました。
パン食べながら。(ちなみにメロンパンだった)
じゃあ具体的に何するか?って考えると何も思いつかなくて。
でも環境を変えたい。そう思ったときに、ちょうど行きたいと思っていた支店に人員の空きが出たので、異動願いを出しました。
そしてわたしの異動が決まったのです。
異動の日、プレゼンコンテストで1位を獲った先輩から、
こんなことを言われました。
当時は「なんでこんなこと、今更言うんだろう???」とか、「遅くない???」と思っていましたが、
今なら後輩にこのセリフを言う難しさがわかる気がします。
この先輩も辛かったんじゃないかな~
最初の支店は成績重視で厳しかったし、先輩女性からのあたりもキツかったけど、
(わたしだけかと思いきや、新人の女性はみんないびられてた。)
いざ離れるとなると感謝の気持ちもありました。
お蔭で頑張れたよ~~~~!と。
(ただ、一生戻りたくない。戻れって言われたら辞める。)
新しい環境では新しい出会いが待っている。
新たな出会いが、わたしの考え方に大きな影響を与えるのでした。
次回につづく。