どうしても捨てられない彼らを手放すまで。
前回に引き続き、断捨離に取り組んだときの話です。
本や洋服、雑貨など順調にモノを整理してきたわたしですが、どうしても捨てられないものがありました。
それは、ぬいぐるみ・・・!!!
当時、わたしの部屋にはUFOキャッチャーで獲ったぬいぐるみが15匹くらいいました。
しかも、全部柴犬・・・(狂気の沙汰)
自画像からもお分かりいただけると思いますが、柴犬大好きなんですよね~~~
だって可愛いやん?あのまゆ毛可愛いやん?まろみたいやん?
だからって15匹は獲りすぎなんですけど、こんなに大量の柴犬を部屋に置くようになったのには理由があるんです。
それは就職したての新人の頃・・・毎日仕事が大変で疲れていました。
そんなときに近くにゲームセンターがあることを知り、なんとなく寄ってみると柴犬のぬいぐるみがあったのです。
見れば見るほどかわいくて、頑張って1匹獲ってみたのが始まりでした。
1匹を部屋に飾ってみると、なんだか可愛くて、癒されてしまったのです。
じゃあ次の1匹・・・また新作が出れば、次の1匹・・・とUFOキャッチャーで獲るうちに、気づいたら15匹になっていたのでした。
いやでも、さすがに獲りすぎやし。
部屋の一角が柴犬で埋もれているし。捨てなければ!!と思って見つめると、
なんか、こう言ってる気がしたんじゃーーーい!
でも、15匹もいたら忘れてるぬいぐるみもあるし、(こんなバージョン持ってたっけ?となる)
なんとか捨てようとするのですが、捨てられない・・・。
だってだって、一番しんどかった時に癒してくれた存在だから。
どのぬいぐるみも獲るまでの苦労と思い出あるから・・・!!!!と思っていました。
そんなときに読んだお片付けの本に、「捨てるときは感謝するのです。」と書かれていました。
今まで傍にいてくれてありがとう、という気持ちで手放すのだと。
それを読んで、やっと決心がつきました。
今のままわたしの部屋にいても、あんまり可愛がられなくてぬいぐるみも残念だろうし、感謝の気持ちで手放すことにしたのです。
全部を捨てるのは忍びなかったので、厳選したお気に入りの3匹だけ残すことにしました。
今でもその3匹は毎日可愛がっています。
たくさん持っている=愛がある、とは限らないことを悟ったのでした。