昔やり込んだゲーム機を売るなんて鬼みたいなこと、できない。
このブログで断捨離を始めた頃のことを書いていたのに触発されて、また断捨離を始めました。
と言っても、何度か断捨離を行ってきてるので、そんなに散らかってないはず・・・物は少なめのはず・・・と思っていましたが、実は手を付けられない物がありました。
なんとなく気になってたんだけど、放置してきたもの。
それは・・・!
そう、ゲーーーーーーム!!!
何を隠そう、わたしは昔は結構なゲーマーであった。
学生時代は通学のときはずっとDSかPSPを片手に持っていたし、授業の合間にもゲームをしていた。
そして家に帰ればPS2を起動するという、ゲーマーの鑑のような生活を送っていたのである。
社会人になってからもしばらくはゲームをしていたけど、最近は別のことにも興味が出てきて、(料理とか海外ドラマとか。ついに普通っぽいものに目覚めた)
今は昔ほどゲームはしていない。
けど、お金はあるので好き放題に気になるゲームは買う。けど、クリアする時間がないという社会人ゲーマーの鑑のような生活を送っている。
新しいゲームの方が昔のゲームより綺麗だし面白いんじゃない??って言われることもあるんですが、
「今のゲームの方が綺麗だし作り込んでるけど・・・やっぱり昔のドット絵のゲームも良かったよなぁ~~~~」っていう気持ち、ゲーム歴長い人にはわかってもらえると思います。
音楽とかさ、シナリオとかさ。昔の、あの時代に揃った人たちじゃないと作れないゲームがあるんですよ。そういうのは古かろうが今やっても面白いんですよ。
(だからスマホで復刻するんですよね。)
過去にやり込んだゲームって思い入れもあるし、「またやりたくなるかも?」て思っちゃって、ずっと手放せずにいました。
ちなみに実際に持っていたゲームはこれ。
スーファミとかPSとかセガサターンとか64とか、それなりに手放してきたつもりだったのにまだ結構もってました。
これが部屋にあるとどれくらい多いのか?イメージがつかない方のためにイラストを描いてみました。
画力へのツッコミはやめていただいて・・・!!
イメージですけど、テレビ台はすべてゲームで埋め尽くされ、それぞれのゲーム機からコードが無数に飛び出しているイメージです。
もうこれくらい。テレビ前だけ凄腕のハッカー状態だった訳です。
しかも、わたしの部屋は断捨離を繰り返した結果、割と物が少ない。
それもあってゲームの多さが際立っている状態だったんですね。
でも、昔やり込んだゲームを売るなんて、手放すなんて、それ鬼やない?
だってあんなに一緒のときを過ごした存在なんやで?売ったってどうせ二束三文なんだから、思い出(セーブデータ)としてもっておいてもよくない??
PSPは大学のとき、自分の誕生日にバイト代で買いました。
真っ赤な機種で、箱を開けるときすごくワクワクしたことを覚えています。FFゼロ式とかスパロボは青春でした。
一番やったのはゲームアーカイブスで友達に入れてもらった聖剣伝説LOMです。PSのときから大好きで、PSPでもやり続け、合計72週もしてしまいました。社会人になって疲れているときも、ニキータが、マチルダが、ガイアが癒してくれたよな~~
PSVITAだって社会人になって給料で買った思い出のゲームです。
一番やったのはトリリオンかな。マゾゲーの噂にたがわぬ内容で、夢中になってクリアしました。
3DSも社会人になって買いました。研修中は寂しくて、いつも「イルとルカの大冒険」をやっていたなぁ。研修中に泊まっていたホテルに、ルカの可愛い人がいると分かって嬉しかったけど、実は禿げた同期が中の人だったことも良い思い出です。
PSVRはちょっと・・・あんまり思い出せない・・・酔った記憶ばかり出てくる・・・。
そんな思い出の彼らを売るなんて、鬼か!!!
と思っていましたが、ふとゲーム機の気持ちになって考えてみました。
PSP「ふじ子ちゃん、あんたは十分遊んでくれたで?扱いも丁寧や。そのお蔭で、今もぴっかぴかでいられるんやで?」
PSVITA「ふじ子ちゃん、社会人のしんどいときによう遊んでくれたな。ちょっとでもふじ子ちゃんの助けになってたなら、こんなに嬉しいことはないんやで?」
3DS「しんどいときは頼ってくれて嬉しかったわ。さすがに平日に徹夜でドラクエしてるときは心配したけど、ええ思い出やで。」
VR「え?」
PSP、PSVITA、3DS「「今までいっぱい遊んでくれて、ありがとうな!!!」」
VR「ええ??」
PSP、PSVITA、3DS「「ふじ子ちゃんにはもう、別の楽しみがある。私たちがいなくなっても楽しく生きていける。保証するわ。それに思い出(セーブデータ)がなくたって、ふじ子ちゃんの心にセーブ出来てるんやで。
私たちを求めてる別の人のところに行くから、ふじ子ちゃんは元気にやるんやで!!!!」」
VR「・・・・・」
なんかこう、こんな風に考えてくれてるんじゃないかと思いました。
ゲーム機たちは売ったって、怒ったりしない。
きっと、わたしの幸せを願ってくれるはずだ、って・・・。
そう思って売りました。そりゃあもう売りました。
その結果、テレビ周りがとてもスッキリしました。
今まで思い出をありがとう・・・
わたし、絶対に忘れたりしないからね・・・!!!!
モノへの感謝の気持ちを忘れずに、生きていこうと実感した日でした。
ところでVRってなんで買ったんだったっけ??思い出せないや~